画素(ピクセル)
出典: CCNカメラWiki
画素(ピクセル)とは、デジタル写真を構成するいちばん小さな点のこと。画素が多ければ多いほど緻密な再現ができる。
画像は、平面上に色や明るさが連続的に分布したものだ。ところが、この「連続的」というのがデジタルは苦手なのである。例えば人物の写真で肌の部分を見た場合、ある一点から横方向や縦方向にいくと、同じ肌色でも明るさや色合いが連続的に微妙に違ってくるのだが、デジタル画像はそれをそのまま表現することができない。
そこで、画像の全領域を同じ大きさの四角いマスに区切って、各々のマスについて明るさや色の情報を与え、このマスの集積で画像を表現するようにする。ちょうどモザイク画やタイル画のような形だ。このマス、つまりタイル画のタイル一つ一つに相当するものを画素と呼んでいる。英語ではピクセル(Pixel)というが、これは「画」を意味する「Picture」と「素」を意味する「Element」という単語の、それぞれの頭の何文字かをとってつなげた造語である。
同じ大きさの画像でも、それを構成する画素の数が多くなるにつれて一つ一つの画素は小さくなり、ついには眼に認識できなくなって連続的な画像と同じに見えるようになる。デジタルカメラで撮影した画像をパソコンのモニターで表示させると、最初はこのような形で一見なめらかな画像のように見えるが、ソフトで画像を拡大していくとだんだんと画像が粗くなり、ついにはモザイク画のようになって画素が見えてくる。画素数が多いと、大きな画像でも画素が認識できにくくなるので、画質が高いといえる。
パソコンで扱うデジタル画像では、一つの画素について赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の情報が記述されている。それぞれの色は8ビットのデジタル信号で2の8乗=256段階の数値でその強度が表現され、その組み合わせで色と階調を表現している。撮像素子(イメージセンサー)では、画素の一つ一つには被写体光の強さを感じるフォトダイオードが対応し、液晶ディスプレイではRGB3色を表示する3つのセルが一組で、一つの画素に対応している。
