ノイズ
出典: CCNカメラWiki
ノイズとは、画面に現れるザラザラやボツボツなどのこと。画質を損なう忌むべき存在だ。デジタルカメラの画質を損なうノイズには、輝度ノイズ、カラー(色)ノイズ、長秒露出時のノイズ、JPEG圧縮に伴う画質劣化(ブロックノイズ、モスキートノイズ)などがある。
輝度ノイズは、シャドー部や高感度時に現れるザラザラとしたノイズ。カラーノイズは青空などに出る赤いぽつぽつのようなノイズで、補色フィルターを採用した撮像素子(イメージセンサー)で無理に彩度アップを図ると生じやすい。長秒露出時のノイズは、シャッタースピードが遅くなればなるほど星が舞ったようなカラフルな輝点が増えていくというノイズで、星ノイズと呼ばれることもあるが、正式名称は暗電流(ダークカレント)ノイズという。デジタルカメラによってはメニューにノイズリダクションという項目があるが、これは暗電流ノイズを除去するモード。
JPEG圧縮は、8×8ドット単位で画面を細分化し、人間の目で差を感じにくい成分をそぎ落とすことでファイルサイズを数分の1から数十分の1に小さくしている。そのため、圧縮率が高くなるほど(ファイルサイズが小さくなるほど)そぎ落とされる情報が多くなり、徐々に画質が劣化する。
JPEG圧縮による画質劣化で典型的なのが、ブロックノイズ(ブロック歪み)だ。8×8ドット単位で細分化した区画(ブロック)が、情報欠落により隣の区画ときれいにつながらず、まるでモザイクをかけたようになってしまうのだ。さらに、圧縮率を高くしていくと、輪郭部分にボウフラがはい回っているような細い筋がたくさん現れてくる。これがモスキートノイズだ。
このほか、過度な輪郭強調により、輪郭に白い縁取りが生じたり、輝度ノイズやカラーノイズなどを強調してしまうこともある。これも拡大解釈すればノイズの一種であろう。一口にノイズといっても、デジタルカメラにはさまざまなノイズがあり、それぞれ発生する要因が異なる。




