ゴミ
出典: CCNカメラWiki
銀塩カメラは1コマ撮影するごとにフィルムが巻き上げられるのに対し、デジタルカメラの撮像素子(イメージセンサー)は何コマ撮影しても動かない。そのため、いったん撮像素子上(厳密にはローパスフィルター上だが)にゴミやホコリが付着してしまうと、それ以後に撮影したすべての画像で同じ位置にゴミやホコリが影となって写り込む。
特にレンズ交換ができるデジタル一眼レフは、レンズ交換時にゴミやホコリがマウントから侵入しやすいので、撮像素子にゴミが付着する可能性が常にある。しかも、フォーカルプレーンシャッターやクイックリターン式ミラーなどメカ的な可動部から金属が擦れて微細な粉が飛び散ることもあるので、たとえレンズ交換を一切行わなくても、ゴミが付着してしまうのだ。
そんなゴミはブロアーで吹き飛ばしてしまえばいいじゃないかと思われるかもしれないが、F16くらいまで絞り込むと目に見えないようなミクロン単位のゴミが露呈してくる。広角レンズをF22まで絞り込んで空や壁など無地の被写体を写してみると、無数のゴミが写り込んでいるのを目の当たりにして唖然とすることもある。
デジタル一眼レフのゴミ付着を完璧に防止することはまず不可能で、ゴミが付着してしまったら、カメラをクリーニングモードにしてブロアーで大きなゴミだけでも吹き飛ばすか、メーカーのサービスステーションに持ち込んで撮像素子をクリーニングしてもらうしかない(メーカーによっては有料)。
あとは、できるだけF11以上には絞らないで撮影すれば、ゴミがボケて写るのでさほど目立たなくなる。レンズ交換式デジタル一眼レフを使う場合はレンズ交換に気を配り、絶対にレンズマウントをむき出しのままカメラバッグに放り込んだり放置するような愚挙は避けるのが鉄則だ。

