カラーフィルター(原色フィルター/補色フィルター)

出典: CCNカメラWiki

デジタルカメラの目である撮像素子はモノクロセンサーなので、カラー化するために4画素を1セットにして色分解を行うカラーフィルターが貼られている。この色分解のカラーフィルターが、光の3原色であるRGB(レッド・グリーン・ブルー)で構成されているものを原色フィルター、その補色であるCMY(シアン・マゼンタ・イエロー)にGを加えたものを補色フィルターと呼んでいる。

原色フィルターは、光の3原色で色分解を行なうため、色の分離がよく、色再現に優れている。一方、補色フィルターでは、シアンフィルターはブルー+グリーン、マゼンタの画素はレッド+ブルーというように、光の三原色のうち2色を透過するので、感度と解像感に優れている。ただし、RGBのフルカラーデータに変換するためには複雑な演算を要し、演算で生まれた誤差が色再現に微妙な狂いをもたらすことが多い。最近は、画素数が増えてきたこともあり、色再現を重視してほとんどのデジタルカメラが原色フィルターを採用している。

原色フィルターにも補色フィルターにもグリーンフィルターが採用されているのは、グリーンに対して人間の眼の感度が最も高いためで、原色フィルターの4枚のうち2枚はグリーンフィルターだ。また、ソニーサイバーショットF828に搭載されているCCDには、RGB+エメラルドグリーンという構成の4色フィルターが採用されていて、従来の原色フィルターよりもさらに色の分離がよくなっているという。



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